笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
笑わない数学者を読んだ。
大好きな作家の一人の森博嗣の著書だ。
S&M(犀川&萌絵)シリーズの3作目。
オリオン像のトリックは割りと早くに気付いた(確信はなかったけど)。
相変わらず犯人の動機についてはあまり触れられない。読者におまかせスタイルだ。
森博嗣特有のの状況証拠から証明に導く数学的な手法だ(本著に限らない。本のタイトルとは関係ない)
面白かったのは意外にも(?)人間関係だった。複雑な人間関係が見事に絡まっている。
星4つ半(5点満点)
次の作品「詩的私的ジャック」を既に手に取ってしまった。