用語の提案(クライアントサイド ー サーバサイド)

サーバサイド・エンジニアやフロントエンド・エンジニアという言葉がテック系にはありますね. 主に,サーバで動くプログラム・環境を作成する側をサーバサイドと呼び,ブラウザで動くプログラムを作成する側をフロントエンドと呼ぶと思います.

まず第一に「サーバ」と「フロント」,そして「サイド」と「エンド」というのが対(つい)になっていないのが気に入りません.

「サーバ」に対して,「フロント」は「クライアント」ではないか?,とか「フロント」に対して「サーバ」は「バック」じゃないのか?

「フロントエンド」を「クライアントサイド」と呼びたい

そして,現況の「フロントエンド」には非常に違和感を感じます. 「フロントエンド」には,次の要素が含まれていると思います.

  1. HTML+CSS層(デザイナ)
  2. UI/UX層(デザイナ/プログラマ
  3. ロジック層(プログラマ

僕が「フロントエンド」という言葉から連想されるのはデザイナのお仕事です.「エンド」だけにユーザに最も近い「HTML+CSS層」の部分です. しかし,実際は「フロントエンド」には上記3層が含まれていると思います.そして,実際UI/UX層は一番曖昧な部分で,ここが「フロントエンド」の混沌の中心と思います.

しかし,「フロントエンド」-->「クライアントサイド」とし,上記3層を認識・意識することで状況は変わるのではないかと思います. それぞれのコーダの責務を分割することは,実装漏れやモジュールの疎結合化に還元されることと思います.